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平成29年 新嘗祭

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紗季です。

本日 11月23日は、宮中祭祀の中でも最も重要とされる「新嘗祭」が執り行われます。
「新嘗祭」は「にいなめさい」と読みます。
天照大神をはじめとする天地の神に、天皇が五穀(新穀)を捧げ、天皇自らも五穀を召し上がる儀式です。
その年に収穫された新穀(新米など)を神様に捧げて感謝をするという儀式です。
儀式が終わると、神様からの「お下がり」を頂くという形で、私たちも新米を口にすることができるようになります。
「新嘗祭」の歴史は相当に古く、平安時代・皇極天皇の頃の文献に最初に登場するそうです。

 「勤労感謝の日」と名を変えたのは、その歴史と比較することすら馬鹿馬鹿しいほど、つい最近のことです。
戦後 GHQ の政策により、「祭日」はなくなり、名を変えて「祝日」などになりました。
  2月11日の「紀元節」は神武天皇即位の日ですが、「建国記念の日」に。
 11月23日の「新嘗祭」は「勤労感謝の日」に。

 名を変えることで、その由来もすっかり分からなくなってしまいました。
理解が薄れることで、そもそも収穫された農作物などに対して感謝をする気持ちが忘れられてしまったり、
我が国が2600年以上、こうして平穏に国体を維持できていることへの感謝を忘れられてしまいます。
買い物に行けば食べ物が置いてあり好きに手に取ることが当たり前な飽食の時代であり、
自らの義務は果たさず権利ばかりを主張し国や周囲に対する不平不満ばかりを言う世の中になってしまいつつありますが、
せめて、私やあなただけでも、これを機に気持ちをリセットして、
当たり前のものへの感謝の気持ちを持てるように変わって行きたいものですね。

 私たち日本人は本来、利他主義(利己主義の反対)であり、他者を思いやることのできる民族です。
誰かにお土産をあげようとするとき、キズが入ったものは自分用にし、一番キレイなものを誰かにあげる、といった経験が誰しもあるのではないでしょうか。

感謝と思いやり、これからも心がけて行きたいですね。