香苗です。
本日は、何ともうらやましいご報告をいただきました。
先月「金運向上」の祈祷をさせていただいた方から、なんと「宝くじ(正確にはナンバーズとのこと)で連続当せんした!」というご報告がありました。
その方(Aさん)からご相談を頂戴したのが先月初旬頃で、その際には単純に「金運向上をやってもらいたい。とにかく大金持ちになりたい。」という漠然とした内容でした。
ここでも何度も(記事1・記事2)書いておりますが、本来の金運とは「単にお金が入ってくる性質」ではなく、「お金を上手に回すことができる能力」だと考えております。
Aさんにもその旨をご説明させていただいたところ、「その通りだ」と共感していただけました。
Aさんはこれまで会社員として働いておられたのですが、このところのコロナ禍で会社の業績が思わしくなく、いつ閉鎖されるか分からない状態なのだそうです。その折に弊会にご相談されたという経緯でした。
政府からの給付金や支援もない中、苦しんでおられる企業や事業主さんは多いと思います。「とにかく目先の生活資金がほしい」という望みは当たり前です。
ただし、いつになるか分からない支援をアテにしてばかりいても仕方なく、またこのコロナ騒動もいつまで続くか分かりません。
何度かやり取りを重ねる内にAさんも徐々に考え方が変わり、
「このコロナ騒動は、急激な時代変化に対する適応能力が問われているに違いない。」
「これまでの経験を活かし自分でビジネスを起こしてみたい。」
と、言葉が前向きになってきました。
それから祈祷に着手いたしました。祈祷としては、ビジネスをする上で不可欠である良い人脈に巡り合えることを目的とした「良縁成就」、そして上手にお金を回し経済を活性化させる能力を向上させるための「金運向上」を実施いたしました。
祈祷期間中にはAさんからビジネスのアイデアなどを聞くことができました。私自身はあまり詳しくない方面の内容でしたので、深い部分までは理解することができなかったのですが、いろいろな分野の人々が関わる大きな構想でした。
構想が大きいだけに、始めるには大きな資金も必要となることは私にも理解できました。
資金の話になるとやはりどうしても気分も下がりがちでしたが、自分だけで立ち上げるのが難しければどこか大きな会社に自分のアイデアを持って行ってもいいという展開も見据え、モチベーションが下がらないようAさん自身も相当努力しておられました。
Aさんは、宝くじ(ナンバーズ)はもう10年以上買い続けておられるとのことですが、いわゆる「おこづかいの範囲で楽しみながら」を原則とし、のめり込みすぎないようにされているようです。
祈祷期間が終了し、「これからもまたいろいろ相談や報告をさせてください」とおっしゃったのが先月中旬~下旬。
それから間もなく、先の報告を頂戴したというわけです。
Aさんはかなり興奮した様子でしたが、「このお金はビジネスを起こすために使う。そのタイミングが訪れるまでは手を付けない。」と冷静な判断もしておられました。
当せん金額を拝見すると、「億」単位ではない様子。
もしAさんが、持ち慣れない「億」のお金を手にしていたら、果たして冷静な判断を保つことができたでしょうか。
また、意識が前向きになる前に、この当せん金を手にしていたら、おそらくあっという間に消費してしまったのではないでしょうか。
一度身に付いてしまった金銭感覚を下げる(落とす)ことは容易ではありません。異常な金銭感覚のまま、収入はこれまでどおり、もしくは下がって行った場合、当然ながらその先は破綻しかありません。
良いタイミングで祈祷をさせていただいたと感じます。もちろん「金運向上の祈祷をしたから当せんした」というのは、思い上がりにも程があります。
Aさんの益々のご繁栄をお祈り申し上げます。早くビジネスを実現させて頂きたいです。